白くないものは美しくないしつまり僕らだけ
が美しいんだし少数派のほうがいいし幾らで
も崇めたてたり敬遠したりしたらいいんだし
歩いた果てには仲間内だけの楽園があったり
するんだし僕はとても尊いんだし特別に許さ
れることだってあるんだよ知らないなんてそ
れこそ許されないよ僕の目はいつだって同胞
にだけ向けられるし僕の尊敬の念だって彼ら
の一部のものだけどでもねでもこれみんな全
然嘘で僕にとってひとかけの本当もないんだ